ソールライター
こんにちは元橋です。京都で写真展をしている写真家のソールライター。
撮影をしているので参考になればと行ってきましたが
かなりよかったです✨
ソールライターの生い立ちを。
ペンシルバニア州ピッツバーグで、高名なユダヤ教の聖職者の父の下に生まれ
幼少期から父の敷いたレールに沿って学校へ通いはじめました。
学校で優秀な成績をおさめますが、縛られた生活を窮屈に感じるようになった
ライターは、次第に絵を描くことに喜びを見出すようになっていきます。
近所の図書館にあった美術書は、ライターにとってヨーロッパ美術,
中国や日本の美術まで興味を持つきっかけになり美術に興味を持ち始めます。
そして初めてのカメラを母親に買ってもらったのは12歳の頃。
家族の中で、唯一の理解者だった妹のデボラは、お気に入りのモデルで、写真展にも多くのポートレートが残されていました。
23歳になった年、画家になることに大反対する父親の理解を押し切り、決別して夜行バスでニューヨークを目指します。
でも絵を描くことだけでは生計を立てられないライターを救ったのが写真でした。
ライターの写真に関心を持っていたヘンリーウルフは、『ハーパーズ・バザー』誌のアートディレクターに就任したのを機に、ほぼ毎号ライターをファッションページに起用します。
以後、ELLE,VOGUEなど多くのファッション誌で活躍し、5番街に自らのスタジオを持つまでになります。
ファッション写真の仕事は、ソールライターの人生に大きな影響を与える女性と出会います。
ソームズ・バントリーというモデルでのちに絵画を通して急速に距離を縮め恋人になり被写体のモデルとして作品にも多く残っています!
展示会の後半にあるソームズの写真も素敵です✨
写真は何百種類とありましたが色彩、構図、表現方法など
感銘を受けました。作品に漂う静かな雰囲気が心地よく
ライターが見た美しいニューヨークや人生の美しい瞬間を写真を通して
見ることができます。
特に写真の余白の開け方、写真の空間の切り取り方のバランスが
絶妙です。
ネットでの画像では伝わりにくいので直接見てみてください!!
京都の伊勢丹で3月28日まで開催していますよ✨


