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三都杯ドキュメンタリー

皆様こんにちは。洛西のヘアスノッブの石川愛子です。

少しずつ通勤途中の銀杏並木も色づいて来ました。歩いていると季節の移り変わりが感じられてとても贅沢な気分になります。

年末まで残り二ヶ月となり、お客様からも『あっという間の一年だった』というお声も聞きます。私自身も年々早く感じるようになっている今日この頃。。

一日一日大切にしていきたいです。

今週の月曜日にはお世話になっているガモウ関西さん(美容ディーラーさんです)主催の

『三都杯』と言われる、美容師の技術や感性を高めるコンテストがあり、snobからも9名の仲間達が出場しました。

私も微力ながら、各店のアシスタントが7名出場した『ウィッグデザイン』部門のサポートをさせていただきました。

今年のテーマは『ビンテージミックス』

多様性と80年代や90年代のファッションやカルチャーがリバイバルしている中で古着と今っぽさを融合したファッションに似合うヘアとは何か?

幅が広くて難しい気もしますが、そこからそれぞれが思うファッションを連想し、ウィッグ(マネキン)でカット、カラー、パーマの技術を用いて自由な発想で表現していきます。まずはみんなの思う作りたいヘアスタイルへの思いとデッサンを見た時、

個性がとても発揮されていて出来上がりがより一層楽しみになりました。『ビンテージ』という言葉から受けるインスピレーションも一人一人違っていたので、

自分自身も色んな価値観に触れることができました。(今回出場メンバーは全員Z世代。私はいつも興味深々です。)

そしてここからが難しいのですが、、

果たして、デッサンしたものが形にできるか切れるのか問題が起こってきます。アシスタントは経験年数にもよりますが、まだカットのレッスンもしていないメンバーも中にはいました。

ここからは写真と共に三都杯までの軌跡を辿っていきたいと思います😉

とりあえずブリーチされるウィッグ(ここでブリーチワークの難しさを痛感)今回挑戦した1年目の川端(HAIRSNOB店)と谷川(Etrnita店)です。

元々真っ黒の髪の毛のウィッグ(マネキン)ですが、ブリーチして明るくなるだけで、髪の毛の動きも分かりやすくなり、デザインを作りやすくなります♪

デッサン通りに切れるか、試しにカットをしている西浦(enVAmp店)ハサミやコーム使い、難しいですね、


ワッフルアイロンを当てる西浦。攻めたパーマができるのもウィッグの特権です★チリチリにしても大丈夫、、

後輩のデザインが気になって仕方のない優しい先輩。鹿野(Eternita店)がアドバイス中

新しいバランスと自分の可愛いと思うデザインを表現するためにひたすらウィッグと向き合う倉田(enVAmp店)後ろに写っている川井も三都杯のモデル部門に出場しました★

カットする前に画像で確認中。石井(HAIRSNOB店)真剣な眼差しです。

最後の最後までスタイルに悩んでいました。やりたい事が沢山あるのを削ぎ落としていく勇気も必要なのです😭

三都杯のウィッグ部門優勝経験者、芋縄(HAIRSNOB店)からアドバイスをしてもらっている川端。皆に気にかけてもらっている愛されキャラですね💕

いっぱいカラーを試して、🎨

一緒にいっぱい悩んでデザインを極めていく。そしてまたやりたい事が増えて、またそれを引き算していく。。これが本当に難しいのです。

それぞれ、先輩からアドバイスをもらい、またブラッシュアップしていく。

船越(ロジェッタ店)のイメージデッサンはアニメのキャラクター(多分人物ではなかったです)からのインスピレーションで独創的で私の中でもそういう切り口もあるんだなとまた一つ引き出しが増えました。

高田(ロジェッタ)も、自分の作りたいスタイルを上手く表現するために真剣に取り組んでいました。


畠(Eternita店長)からアドバイスをもらっている谷川。カットテクニックの必要なヘアスタイルを切るために夜な夜な頑張っていました。

こんなに濃い青春の時間を共有出来て、私にとってもとても貴重な時間でした。

皆とても貪欲ですので、悔しい思いや、もっとこうした方が良かったという思いもあったと思います。

ウィッグだから出来る事もありますし、そこからお客様に提案できることや還元出来ることが沢山詰まっています。

デザインには正解がないので、これがまた楽しくて、終わりのない追求が出来るのだなと感じます🎵

今回の三都杯に挑むスタッフやそれを周りで応援するスタッフをみて、

私たちsnobは本当に美容師という仕事が好きな集団だなと改めて確信した幸せな時間でした。

これからも京都の街を魅力的でハッピーな人で溢れるように素敵なヘアを提案していきたいと思います🧡