一生に一回は。。。
SNOBLOGをご覧の皆様こんにちはエンバンプの久保です
僕は一生に一度は行ってみたい所があります。
それは三重県は熊野で行われる熊野大花火大会です
この花火大会の起源はなんと三百余年の伝統を誇ります
時代とともに観光の目的も持ち、花火の規模が拡大してきたようですが、
本来の目的である初精霊供養の要素は無くなることはなく、現在の花火大会でも
初精霊供養の灯籠焼きや追善供養の打ち上げ花火などがプログラムに組み込まれていて、
供養のための花火であることには変わりはありません
そしてこの花火大会の見所は『三尺玉海上自爆花火』です
これは、花火の破裂場所が固定されるために至近距離からの破裂となります
三尺玉海上自爆の前に花火師が三尺玉破裂場所へ船でやってきて花火を設置。
点火後花火師の乗った船は全速力で避難
海上自爆を待つ会場内も一瞬の静寂が生まれます。。。。
海上自爆の前には花火設置場所から先掛けの花火が打ち上がります
いつ破裂するかもわからない三尺玉海上自爆を待ちながら、先掛け花火が約20数秒続いた後
突然の海上自爆 自爆場所が近いため、破裂直後にすさまじい花火の破裂音が伝わってきます
これは想像以上の衝撃波が全身を襲うらしく、その威力で遠くの駐車車両の警報センサーが反応して鳴ってしまうほど
そして次に『鬼ヶ城大仕掛け』
鬼ヶ城大仕掛けは、岩場に花火玉を置き、そのまま爆破させる花火です
(名勝天然記念物なんですが。。。)
岩に直接花火があたり、共鳴して独特の爆破音と振動が観客全員を揺さぶります
おまけに毎年のように鬼ヶ城の上部で火事が発生します
(想定されたことらしく、消防隊が準備しているようです)
打ち上げ数は10000発
これより規模の大きな花火大会は全国にいくつもありますが、
これだけの迫力、デンジャラスな体験が出来るのはこの花火大会だけです
交通のアクセスも悪いですがこれがぼくの一生に一度は行ってみたい熊野大花火大会でした