某焼肉店
先日、親と1年ぶりくらいに食事にいきました。主に月曜が休みでたまに「飯でもどうや」と誘われますが、何か恥ずかしい気持ちや家でゆっくりしたい気持ちがあり断っていました。 もともと共働きで父、母ともにあまり家にはいなく、家族全員で食事をする機会はあまりありません。その日も「何か食べに行かないか」と誘われましたが始めは断っていました。でもたまたまドラマの再放送で「東京タワー」がやっていました。
丁度去年の今頃月9でやっていたドラマで最後までかかさず見ていました。個人的に恋愛おのより家族愛や動物系の話に涙することが多く、このドラマも母と子の家族愛がテーマでよく泣かされました。丁度声をかけられた時に観ていて、母の癌が再発する場面で、今まであたりまえのようにあった幸せが崩れていく・・・みたいなナレーターが流れ、自分の父や母は元気ですが、変な話いつそういう事が起こるかも知れないし、自分も親に何一つ親孝行できていないと感じ、「やっぱりご飯いこう」と父に言いました。そんな台詞が出てくるとは思ってなかったのか、少し間をあけて「おう」と僕の顔を見ずにいいました。その後、どこに行くかを決める時に、酒が入るとテンションがあがる父ですが、その時は酒が入っていなくてもなぜか少しテンションが高く、嬉しそうに僕に相談する父がいました。初めは河豚屋でしたが、予約がとれず京都ホルモンという焼肉屋にいきました。何度かいったことのある店でとても美味しくいただきました。食事後ほろ酔い気分の父と母とタクシーで帰宅しました。
帰宅後「月曜日主に休みだからたまには飯にこいよ」とポンと背中をたたかれました。普段お互い、忙しくなかな会話もできていなく、からむ事も少ないですが、言われた時は胸に熱いものを感じました。
自分自身親孝行ができていないことに改めてきずき、08年は親に何か恩返しができればと思っています。 Snob 元橋